看護部
医療法人財団緑秀会田無病院は、急性期・慢性期・在宅を繋ぐ医療・看護を患者さまやその家族の立場に立って考え、提供することを心がけております。
都心からのアクセスも良好で、西武池袋線ひばりヶ丘駅に近く、西東京市最大の広さを持つ公園「いこいの森公園」に隣接した、緑豊かな解放感いっぱいの環境の中にあります。この公園では毎年、新しいふるさとの創造をメインテーマに、パレード行進や様々なイベントがあり、自院も構成団体として参加、看護部は救急隊員とともに救護班活動を実施、市民の安全を見守りながら医療・看護・介護の融和を基盤に住民とのふれあいを大切にしております。
自院のスタッフは、仕事と育児を両立させている「たくましいママさん看護師・介護員」達が多く活躍しております。これは、院内保育室を充実させ、ワークライフ・バランスを重視した、無理のない勤務形態をスタッフと一緒に考え、仕事と育児が両立できる環境を整えている結果といえます。
看護部スタッフは患者さまのどのような場面においても、一番身近な存在であり良い相談相手でもあります。これからも安心して自院を利用して頂けるよう皆さまの「声」に傾聴し、組織の一員として多職種との協力体制を意識して行動できる職員を育成していきたいと思おります。
看護部理念
患者に寄りそったあたたかい看護と介護を実践します
看護部基本方針
- 患者の持てる力を引き出し、QOLを高める看護と介護を実践します
- 患者の尊厳を守り、その人らしく生きることを支援します
- 専門職としての実践力を磨きます
- One for all,All for one.(1人はみんなのために、みんなは1人のために)
中央2階病棟(一般病棟)
中央2階病棟は院内唯一の急性期病棟です。「内科」「外科」「整形外科」「耳鼻科」「脳外科」に対応しており、医師、ナース、看護助手、病棟クラーク等のスタッフが日々奮闘しております。病床数は16床。高齢者が8割以上を占め、高齢化社会に伴って、認知症を持つ方の入院が増えております。
老いても足で歩く
医療の現場では、やむを得なく身体拘束を使用することがあります。当病棟では認知症の方でも、患者さまの気持ちによりそい、出来る限り身体拘束を行わないように努力をしております。
地域の在宅介護の後方支援
西東京市で始めた、在宅介護後方支援事業としてモデル病院となり、地域の開業医とも連携し、医療ニーズが高い方の介護休暇目的の入院なども早くから受け入れてきました。
定期的な勉強会
2か月毎に担当を決め、自分たちの気になること、改善したいことを中心とした勉強会を行っております。変化し続ける医療・看護の新しい情報を取り入れながら、より良い看護を目指しております。
子育て世代でも安心して働ける環境
仕事と家庭を両立しているナースが多く、子育て中のママさんでも安心して働くことが出来ます。子どもの急な病気で仕事を休まざるを得ない時など、同じ経験を積んだ先輩たちだからこそ、理解してもらえるのが強みです。
中央2階病棟(地域包括ケア病床)
平成30年8月、当院は地域包括ケア病床(中央病棟2階 26床)を開設いたしました。
急性期治療後のリハビリと在宅復帰に向けた医療や支援を行ってまいります。
地域包括ケア病床とは
急性期治療を終了し病状が安定した患者さまに対して、在宅や介護施設への復帰に向けて医療や支援を行う病床です。最長60日の入院期間を設け、医師・看護師・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカーが在宅復帰に向けて治療・支援を行っていきます。
在宅や施設で療養されており一時的に入院が必要な患者さまに対しても支援していきます。
東病棟(回復期リハビリテーション病棟)
東棟2階に位置する回復期リハビリテーション病棟は、主に脳血管疾患の患者さまと整形外科疾患の患者さまが多く入院されます。医師・看護師・リハビリテーション部・医療相談室・栄養科・薬剤科や検査科など、多くの部署との連携により、各個人に合った診療計画・リハビリテーション計画が立案され実行されます。
病棟では、朝晩の更衣と洗面、食堂での食事に、リハビリ時間と、週2度の入浴(介助浴は、車いすのまま入浴できます!)、夕食後には病棟スタッフによる自由参加の体操教室も行っております。吹き抜けの大きな窓から見える中庭花壇の管理やクリスマス会等のイベントを開催するなど、少しでも快適な療養環境づくりに努めております。
このように、回復期リハビリテーション病棟では、患者さま個々の残存機能の向上ををめざし、その療養環境の提供と退院に向けての生活調整を行っていく病棟です。さらに、ご入院中の患者さまの「生活の質」を高める、当院独自の取り組みも行っております(QOL向上委員会)。詳しくはこちら。