QOL向上委員会とは
QOL向上委員会はリハビリテーションの一環として回復期リハビリテーション病棟で取り組んでいる活動の一つです。このQOLとは「Quality Of Life=生活の質」を意味しており、当委員会では、この「生活の質」の向上を目指しています。ここでいう「生活の質」の向上には、退院後の生活はもちろんのこと、重苦しい病気と向き合う「入院生活の質」の向上も含まれています。
ところで、この「生活の質」とは何でしょうか?
色々な解釈が出来ると思いますが、一つには「各人が思い描く生活を実現する事」と言い換える事が出来ます。生活の中に「やりがい」や「目的」を持つ事は、色々な研究で寝たきりや認知症を予防する効果が認められています。
QOL向上委員会では、患者さん方が生活の中にやりがいのある活動を持てるようにするため、入院中から様々な活動を患者さん中心に行っていこうと考えています。
最近の活動例
手作りうちわ
夏の風物詩をモチーフに患者さんにイラストを作成してもらい、それを患者さん、ご家族と一緒に色付けをしてうちわの骨に貼り付け「手作りうちわ」を作成しました。
田無病院まつり
田無病院まつりのバザーに患者さんの作品を出展しました。有志の方を募り、メタリックヤーンのティッシュケースやレース編みの小物入れなど、全て手作りの作品を出品しました。販売スタッフとしても患者さんに立って頂き、どの様にして作ったかなど熱く語って頂きました。
回復期リハビリテーション病棟 QOL向上委員会