主な医療機器
当院では、低侵襲な医療機器をそろえており、患者さまになるべく苦痛を与えない検査の施行に心がけております。
CT
CTとは、Computed Tomographyの略で、コンピューター断層撮影のことです。
人体に360°の方向からX線を照射してデータを収集します。そのデータをコンピューターで解析・計算すると人体の輪切りの画像が得られます。
患者さまの利便性の向上を目的に、2021年5月に16列マルチスライスCTに変更しております。これにより、一度に撮影できる範囲が大きくなり撮影時間も短縮され、患者さまへのご負担は軽減しております。また、新しい画像処理により、金属の影響が少ない鮮明な画像を得ることができます。オプションとして、体脂肪(皮下脂肪・内臓脂肪)、肺機能などの測定も行うことができます。
当院で使用している機器
・キャノンメディカルシステムズ株式会社 Aquilion Lightning TSX-035A
超音波(エコー)
エコーとは超音波検査のことで、超音波信号が体内で反射し、その信号を画像に変換して様々な臓器や血流等を調べる検査です。
当院で使用している機器
・キャノンメディカルシステムズ株式会社
Aplio a verfia
経鼻内視鏡
カメラを通して食道、胃、十二指腸の状態を調べる検査です。
鼻からカメラを入れます。口から入れるカメラで生じる嘔吐感がないので、患者さまからは好評を頂いております。
当院で使用している機器
・富士フィルム株式会社 EG-580NW
OCT
OCTとは、Optical Coherence Tomographyの略で、光干渉断層計のことです。
通常の診察や眼底検査ではわかりにくい網膜のむくみの程度や、緑内障の初期診断や進行具合を判定するのに有用です。
機械に顔を乗せ、内部のマークを見た状態で網膜の断層写真を撮影いたします。
当院で使用している機器
・カールツァイスメディテック CIRRUS HD-OCT plus
ハンフリー自動視野計
ハンフリー自動視野計は、視界の中でも中心に近い範囲を確認する検査で使用します。主に緑内障の検査に有用で進行具合も確認できます。また、その他多くの疾患がわかります。
中心にあるオレンジ色の光を見た状態で、出現する光が見えたらブザーを押していただく検査です。
当院で使用している機器
・カールツァイスメディテック HFA840
ゴールドマン視野計
ゴールドマン視野計は、視界の全体の広さを主に測定する検査で使用します。脳や視神経の障害、網膜の疾患や緑内障の検査に有用です。
中心にある黒い点を見た状態で、流れる光が見えたらボタンを押していただく検査です。
当院で使用している機器
・株式会社イナミ L-1560
FPD
FPDとは、Flat Panel Detectorの略で、X線を利用してレントゲン写真(デジタル画像)を得る為の装置です。
当装置の使用により、従来のものと比較して少ないX線量で撮影する事が可能となっており(40%程度減少)、より鮮明なレントゲン写真が撮影できるようになりました。また、撮影体位を変更する際、体の下でカセッテと呼ばれる板を入れ替える必要がなくなり繰り返し撮影できるので、患者さんへの身体的負担を軽減することが可能となりました。結果的に検査効率は上がり、患者さまの検査や待機の時間を短縮できております。
当院で使用している機器
・富士フィルム株式会社 302ABBZX00021000